テッパチ!陸上自衛隊のドラマ制作秘話と、企画者と演者の思いをお伝えします。
2022年4月から「水曜夜10時」に新たな枠としてドラマが放送され、4月13日に始まった『ナンバMG5』では、間宮祥太朗さん演じるニューヒーロー主人公が話題を集めましたね。
7月期の水10ドラマは、町田啓太さん主演のドラマ『テッパチ!』が始まります。
町田啓太さんは、フジテレビ系ドラマ初主演で、“やけっパチ”な自衛官候補生を熱演します。
「水10」のための完全オリジナル企画。
陸上自衛隊を舞台に、青年たちの成長と熱い思いを描いた物語です。
それぞれの悩みを抱えた若者たちが、現実の厳しさ、人間関係や劣等感などの壁にぶつかりながら、夢・友情・恋愛に希望を抱きながら、「誰かのために命をかけられるのか」「自分が本当にやりたいことは何か…」と悩みながらも奮闘し、成長していきます。
汗と涙であふれた熱き青春ドラマ、テッパチ!
陸上自衛隊のドラマ制作秘話と、企画者と演者の思いをお伝えします。
Contents
テッパチ!陸上自衛隊のドラマ制作秘話とは?
⏰このあと夜10時~放送⏰
『テッパチ!』第5話@teppachi_8— フジテレビ (@fujitv) August 3, 2022
「テッパチ!」企画者の栗原美和子さんの頭の中には、20年くらい前から陸上自衛隊を舞台にした青春ドラマをやりたいという思いがありました。
「男臭い」イメージと、頭で考えるより先に心が動いて行動が先に出るところ、災害などが起きたら一番に一生懸命国民のために動いてくれるところ、そこに魅力を感じていました。
きっと、人としての懐の深さと大きさがあって、全体的に熱い人間たちの集まりだろうと思っていました。
陸上自衛隊を舞台に選んだのは、災害支援のときに一番身近に頼れる存在の組織だったので、この人たちの姿を描きたいと思ったからだそうです。
いろんな職業の中から、昔から言われる「歩兵」という仕事を選ぶ人たちは、きっと何か心に熱いものを持った人たちなのではないか、そういう男の群像を描きたいという願いが前からありました。
ちょうど今回、水曜10時に、「ニューヒーロー」を描いて欲しいと言われて、「もう今しかない!」と思って自信満々で企画を出されました。
思った通り「いいですね」と言ってくださって、すごく嬉しかったそうです。
フジテレビが皆さんにみせたいと思っているものと、栗原さんがずっと思ってきたものが合致したことが、とても嬉しかったと言われます。
テッパチ!制作企画者と演者の思いも
企画・プロデュースの栗原美和子氏(共同テレビ)
Audee「長野智子のテレビなラジオ」配信!フジテレビの数々の大ヒットドラマを手掛けてきた共同テレビの栗原美和子さんがゲストです。ドラマ制作の舞台裏、現在放映中の #テッパチ 製作秘話など盛りだくさんです。ドラマ好きの方はぜひ。https://t.co/EhZDk1M3gy pic.twitter.com/wBCUJBjiAJ
— 長野智子 (@nagano_t) July 26, 2022
「テッパチ!」を見ると、懐かしい感じがするかもしれません。
ドラマにもいろんなジャンルがありますが、その中の定番のひとつとも言えますね。
栗原さんが八女純一役の北村一輝さんに「私が幼い頃に見ていた青春ドラマのような感じなんです」と言ったら、「『われら青春!』(74年、日本テレビ)でしょ!?」という話になって、町田啓太さんも佐野勇斗さんもキョトンとしていたそうですが。
あんな一昔前の熱い汗がほとばしる感じの男性たちがいっぱいいる青春群像劇というものが、何年に1度という感じで求められているような気がするんだそう。
そして、そんなドラマに似合う季節は、断然夏!
撮影は、炎天下、戦闘服を来て本当に暑くて大変ですけど、“暑い夏に男たちの青春ドラマ”、これは定番だと言っておられます。
企画の渡辺恒也氏(フジテレビ)
テッパチ! プロデューサー 栗原美和子氏、渡辺恒也(こうや)氏 pic.twitter.com/jRtYzxxehS
— 柴咲 梅 (@IPC6co57tag6CtB) August 4, 2022
視聴者の方たちに、陸上自衛隊とはどういう人たちで、どのように働いて我々の暮らしを守ってくれている人なのかと興味をもって見ていただけるとの思いがあるそうです。
陸上自衛隊を舞台にした連ドラはなかったので、新しい作品になると思って「やりましょう!」と引き受けられました。
水曜10時は、今までに見たことあるようなドラマとは違うもの、新しい面白さがお届けできるようなものであればジャンルを問わずにやっていこうという枠です。
女性の視聴者に楽しんでいただけるように、男性が主役のものをイメージしてスタートしたそうですよ。
町田啓太さんが主演ですが、それ以外の候補生や、また、第二部では陸上自衛隊という特別な職場で働く違った自衛官たちが、新しいヒーロー像として当てはまるでしょう。
ちょっと古い言い方ですが、「イケメンだらけの青春群像劇」は何年か1回にヒット作が出ており、最近あまり見てなかったので、そろそろ求められている時期が来ているんじゃないかと思ったと言われます。
今回は陸上自衛隊という職業の、個性豊かなメンズが勢ぞろいする群像劇。
この水曜10時は4月に始まって2作品目ですが、どこか懐かしい、安心感を持って楽しめるストーリーだと思いますので、自分の推しメンを見つけて、一緒に成長していく様を見て応援してほしいそうです。
規律に縛られた生活を送るところですが、あまり自衛官候補生の生活が厳しいものだというところは強調して描きたくない、いざとなったときに力を発揮するために、きちんと鍛えておられる方たちですが、その中でも仲間内で楽しめることを見つける喜びが積み重なっていくところを見せていきたいと思っているそうす。
国生宙(こくしょうひろし)役町田啓太さん
自衛隊全面協力の
町田啓太くん主演ドラマ
これは期待したい
役名は
国生宙(こくしょう ひろし)
『国生』ならば鹿児島県人
じゃないか❣️
鹿児島弁を喋るなら
指導と共演は迫田孝也さん
鹿児島の母役に稲森いずみさん
(なんと美しき親子✨)
あ、国生さゆりさんがおった
と勝手に鹿児島軍団妄想😅 https://t.co/cfpCvnu0RO pic.twitter.com/FDUk4wJuh3— スティード梅吉🌋 (@umekichiume) May 26, 2022
出演が決まった時、「自分はもう群像劇には縁がないのかな?」と思っていたので、本当に嬉しかったそうです。
陸上自衛隊を舞台にした夏ドラマ、個性豊かな共演者の皆さんに会って刺激を受けることが出来ると思って、本当に楽しみにしておられました。
実際に戦闘服を着てみて、身が引き締まり、訓練、撮影もがんばって集中していきたいという気持ちになったと言います。
オリジナルストーリーなので、スタッフ、共演者が話し合いを重ねて、どうすれば作品の熱量が高くなるか?楽しい作品になるか?を全員で模索しながら撮影し、実際の駐屯地の中で初めての空気感、世界観の中で撮影するという高揚感も加わったのですね。
普段はなかなか見ることが出来ない映像だし、現役の自衛官の皆さんにもエキストラなどでご協力いただいています。
国生宙は、過去にいろいろあって燻(くすぶ)っていてエネルギーを持て余し、自分の居場所も定まらず協調性もありません。
そんな彼が、協調性が大事な陸上自衛隊に入った時にどうなってしまうんだろう?自衛官候補生の中で新しい出会いを経験し、宙がその中で居場所を見つけ、きちんと人と対話を出来るようになって行くことで溜まっていたエネルギーを注いでいく様子を上手く演じたいそうです。
群像劇なので、役者やスタッフの皆さんとしっかりとタッグを組んで、撮影期間中一緒に青春を過ごしておられるでしょうね。
町田さんは高校時代に寮生活を送っており、そこが自衛隊の様式を元にしたような規律正しい環境で、点呼や基本動作には懐かしさを感じたそうです。
実際の自衛官の皆さんは心身ともに毎日鍛えていらっしゃるので、隣にいてくださるだけで安心感があるという雰囲気を身につけられています。
町田さんもそんな雰囲気を出せるようになりたいと、体も鍛えているそうです。
馬場良成役 佐野勇斗さん
7月6日(水)よる10時スタート🪖
フジ系 #水10 ドラマ『#テッパチ!』\全身ビジュアル✨初公開ショット/
馬場良成役 #佐野勇斗 さん#自衛官候補生#音楽隊に憧れて入隊#真面目で心優しい性格 pic.twitter.com/TpmbgeCYHj
— テッパチ!【公式】第6話は8月10日(水)よる10時‼️フジテレビ系【水10】ドラマ (@teppachi_8) July 3, 2022
『テッパチ!』への出演オファーを受けた時、「男たちの熱い群像劇」というのに以前から出演してみたかったので、嬉しかったそうです。
国を守る仕事なので、固くて厳しいところというイメージをもって駐屯地に入ったが、訓練などは“全国大会常連の強豪校”みたいな感じで、自衛官の皆さんに絆があることに気が付いたそうです。
撮影のために、食事も5回に増やしてタンパク質を多く摂りながらのトレーニングをされています。
馬場良成は真面目で、真面目だけど、主人公チュウ(宙)とかヤンチャなメンバーとも仲良くでき、クラスをまとめる学級委員長のような立ち位置。
ただ、候補生のリーダーは町田さん、自分は副リーダーだと思っているそうです。
町田さんをはじめとして、いい意味ですごく男くさくて暑苦しい現場、これからドラマの収録が進むにつれて良い関係になっていけば嬉しい。
北村一輝・町田啓太も、年齢が離れていることを感じさせないで接してくれる、また、佐藤寛太(荒井竜次役)は4回目の共演であり、場を和ませてくれる存在だと言われます。
すごく熱い作品なので、キャスト&スタッフ陣の熱量を感じて欲しい、候補生それぞれが抱える自身の壁に立ち向かっていく姿を、若者にも大人にもみてもらって、できれば、これから何かに挑戦してみたいという気持ちをもってもらえたらと、ドラマへの意気込みを語りました。
まとめ
LDH can have a similar competition pic.twitter.com/QoCY0LOnYm
— duweituisan (@duweituisan) July 27, 2022
7月6日(水)夜10時スタート🪖
フジ系 #水10 ドラマ『#テッパチ!』/
自衛官候補生を演じる#町田啓太 さん #佐野勇斗 さんが
防衛大臣を表敬訪問❗️
\実際の駐屯地での撮影や
陸上自衛隊の車両やヘリコプター
の使用など、防衛省全面協力への
感謝の気持ちを伝えました👇https://t.co/9VMZiXoSY7 pic.twitter.com/4uf3CkKGSS— テッパチ!【公式】第6話は8月10日(水)よる10時‼️フジテレビ系【水10】ドラマ (@teppachi_8) July 1, 2022
テッパチ!陸上自衛隊のドラマ制作秘話と、企画者と演者の思いをお伝えしました。
「仕事は決まんねぇし、どこもアパート貸してくれないし、このままじゃ生活できないから、訓練生でも給料が出るなら、とりあえず受けてやるか」
そんな生半可な気持ちでそんな気持ちで飛び込んだ世界は、国生にとって、苦しいながらもやりがいのある、天職といえるものでした。
それによって大切な仲間と出会い、恋をし、さまざまな経験を経て人を信頼することができるようになり、少しずつ成長していきます。
“やけっパチ”な考えで入隊した青年が、自衛官にとって身を守る鉄帽=“テッパチ”をかぶるにふさわしい一人前の自衛官になっていくのです。
撮影はなんと防衛省の協力のもと行われました。
上記町田啓太さんと佐野勇斗さんは、防衛大臣を表敬訪問しています。
車両やヘリコプターなども実際に陸上自衛隊で使われている機材を使用しています。
迫力満載のダイナミックな映像も楽しみな陸上自衛隊のドラマ「テッパチ!」
制作秘話と企画者と演者の思いも頭において、最終話までお楽しみください。