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高木美帆の高校どこ?偏差値や学生時代のエピソードも紹介!

高木美帆の高校どこ?偏差値や学生時代のエピソードも紹介!
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冬のオリンピックの常連と言われているスピードスケートの高木美帆選手、出身高校とその偏差値や学生時代のエピソードをご紹介します。

高木美帆選手、冬のオリンピックの常連になっていますが、まだ28才。

なんと中学生の時にオリンピック初出場を果たしているのです。

オリンピックには必ず名を連ねているイメージですが、2014年のソチ大会には出場できていません。

きっと、順風満帆見える高木美帆選手にも栄冠と挫折の歴史があったに違いありません。

ピョンチャン大会では金・銀・銅の3つのメダルを獲得したのは記憶に新しいところ。

高木美帆選手の3回目のオリンピックとなる2022年北京大会では、どんな成績を残すのでしょう。

高木美帆選手の今を支える高校時代のエピソードを読んでから、北京での活躍をご覧ください。

Contents

高木美帆の高校どこ?

2010年4月、髙木美帆さんは、北海道の公立・帯広南商業高等学校に入学します。

 

 

高木美帆の高校の偏差値は?

帯広南商業高等学校は偏差値56の学校です。

高木美帆の学生時代のエピソードは?

中学まで断トツ!サッカーも上手かった

高木選手は1994年5月22日生まれの北海道中川郡幕別町出身、スケートを始めたのは5歳の時でした。

それから文字通り抜群の速さ、小学生の大会では、どれも断トツ1位。

7歳からはサッカーも始め、幕別町立札内中学校ではとかち帯広フットボールクラブに入っていました。

帯広フットボールクラブから北海道選抜メンバーとしてナショナルトレセン女子U-15合宿(Jヴィレッジ)に参加、世代別の女子の北海道代表にも選ばれました。

サッカーも上手かったことが分かりますね。

 

中学生がオリンピックへ?!

2009年中学2年の1月、全日本ジュニアスピードスケート選手権で総合優勝しました。

2月に世界ジュニア選手権で総合4位、その後すぐにジュニアワールドカップ500m、1000mで優勝しています。

2×500m合計タイム80秒61で中学として新記録を出しています。

中学3年生の12月、バンクーバーオリンピックの代表選考会での結果です。

  •  1500m:1分59秒47(中学新記録、優勝)
  •  1000m:1分17秒77(中学新記録、3位)

1000m、1500m、チームパシュートでオリンピック選手に選ばれました。

日本スピードスケート史上最年少です。

『スーパー中学生』との異名をとりました。

2010年2月のバンクーバー五輪での成績振るいませんでしたが、中学3年の3月、世界ジュニア選手権ではチームパシュートで銀メダルを獲ります。

 

高校時代スピードスケートの成績は?

高木さんは、2010年4月に帯広南商業高校に入学し、2013年3月に卒業しています。

2012年高校2年生

  •  ジュニア新記録:ワールドカップ・ソルトレイクシティー大会(1000m1分15秒40)
  •  総合優勝:世界ジュニア選手権

2013年高校3年生

  •  総合優勝:世界ジュニア選手権(日本人初の連覇)

 

大学生で初めての挫折

2013年の春に親元を離れて日本体育大学体育学部体育学科に進学しました。

環境が大きく変わり不調に陥ったためか、年末行われたソチオリンピックの代表選考会では、出場したすべての種目で5位でした。

冒頭で述べたように、2014年のソチオリンピックには出場できませんでした。

確かに、初めてのオリンピック、2010年バンクーバー大会での結果は1000mで35位、1500mは23位でした。

しかし、その後も2010年のワールドカップに日本代表として出場しているし、2012年、2013年の世界ジュニア選手権では日本選手として初の連覇も果たしています。

それについて、高木美帆選手はこう語っています。

「日本代表にもなんだかんだ選ばれていたし、今までやってきたことをやっていれば大丈夫と思っていた。今までやってきたことを変えたくないと思っていた。向き合わないといけないところを逃げていた。」

 

2018年のピョンチャン大会に向けて

ソチオリンピックで、日本はメダル無し。

それに対して、オランダは23個のメダル(金メダル5個)を獲得しました。

世界に通用する力をつけるために、オランダ人コーチ、ヨハン・デ・ヴィットのもと筋力トレーニングを始めました。

体幹や下半身の筋力を鍛えたために、安定した滑りができるようになりました。

ナショナルチームに選ばれ、国内のトップ選手とともに、年間300日以上の強化トレーニングを行うに恵まれました。

その成果は2017-18年のピョンチャンオリンピックシーズンへとつながっていきます。
オリンピック前のワールドカップでの結果です。

  • 金:1500m
  • 金:パシュート
  • 金:総合

2017年3月に日本体育大学を卒業し、日本体育大学野外スポーツ系運動学群氷上スポーツ研究室助手に採用されました。

日本の『中長距離のエース』と呼ばれるようになった高木選手。

2018年ピョンチャンオリンピックでの結果です。

  • 銀メダル:1500m
  • 銅メダル:1000m
  • 金メダル:女子団体パシュート

 

まとめ

高木美帆選手、出身高校とその偏差値や学生時代のエピソードをご紹介しました。

高木美帆選手3回目のオリンピック、2022年北京大会で、個人種目の1500、500、団体パシュートで銀、そして、1000mでの念願の金メダル獲得が成りました。

「攻めきる滑り」

高木選手は、マイクを向けられると、よくこの言葉を口にします。

オリンピックという世界の大舞台で、守りではなく「攻め」しかも「攻めきる」滑りです。

「怖さもあるが、守りに入ってしまう自分を越えたい。前ほど結果を求めていないが、攻める滑りが本番でできれば、おのずと結果はついてくる」

ソチオリンピックの年の挫折は、失敗ではなく、彼女を大きく成長させるばねになったようです。

高木美帆選手、出身の帯広南商業高校など学生時代、それから社会人になっても、練習と研究、時には挫折をもばねにして世界に羽ばたいています。