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るろ剣最終章the finalの主題歌はRENEGADES?歌詞の意味についても考察!

るろうに剣心最終章の主題歌RENEGADESにかけるONE OK ROCKの思いと歌詞の意味は?
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今回はるろ剣最終章the finalの主題歌はRENEGADES?歌詞の意味についても考察!と題してお送りしていきます。

6月4日(金)に公開された映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』、映画を観た人はもちろん、まだ予告編しか観ていない人の中にも主題歌が気になっている人も多いのではありませんか。

歌っているのはONE OK ROCK。この映画のために新曲を書き下ろしています。こちらで紹介しますね。

 

Contents

るろうに剣心最終章the finalの主題歌はRENEGADES?

 

『RENEGADES』にかけるONE OK ROCKの思いは?


ONE OK ROCKは、『るろうに剣心』の映画の主題歌を、シリーズ1作目から手掛けています。

最終章のために彼らが作った曲は「RENEGADES」。曲作りは以前から親交のあったエド・シーランのプライベートスタジオで行われました。

エドの故郷、ロンドンから車で2時間あまりの田舎に約1か月合宿をして出来上がった曲です。

コロナ禍で世界中の何もかもが一斉にストップしてしまった今、新しい何かが始まる、古いものを壊していく時に必要なのは「反逆者」、「反」という言葉を表すことが、彼らにとってrockであるとTakaは言います。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の舞台挨拶に、Takaは、リモートで出演しています。

彼のメッセージです。

「『るろうに剣心』とともにバンド人生を送ってきたなと思います。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』について「アクションシーンにフォーカスが当てられがちだが、それだけではなく、切なくて、日本人としてすっと腑に落ちるような作品でした。」

『The Beginning』が「圧倒的に一番好き」と語り、「この好きな自分の映画に、自分たちが作った曲のタイトルを入れていただくという監督の愛を感じました」と第1作目の主題歌「The Beginning」とシリーズ完結作の本作のタイトルが同じになっていることについて感謝を表しました。

るろ剣新作が出る度に、「ONE OK ROCK」も新しいチャレンジをしてきたとも明かしています。

時代を変えるために剣を振るって古い体制を倒していくが、決して人を殺めない、圧倒的に孤独であって、優しさも寂しさも持ち合わせている剣心。

そんな剣心の人間性にフォーカスを当てて、今のバンドとしての向いている方向性をリンクさせながら曲を作ったと語る。

 

『Broken Heart of Gold』という曲もるろ剣最終章の主題歌?

また、ONE OK ROCKが主題歌「Broken Heart of Gold」のアコースティックバージョンを配信リリースしました。

直訳すると「壊された金の心」。

金の心を英語で言う時に、意味としては、相手のことを思いやることのできる優しい心のことだそうです。

乱世の中、弱者を脅かす悪の勢力に対しても、逆刃で命を落とすことなく戒める剣心に対して、「圧倒的に孤独であっても、優しさと寂しさを持ち合わせている」とTakaは語っています。

それがこの曲の題名につながっているのではないでしょうか。

現在公開中の『るろうに剣心 最終章 The Final』では、緋村剣心が自らの手で惨殺した雪代巴という一人の女性の存在が初めて明かされ、その巴の弟であり、剣心への復讐のため東京に総攻撃を仕掛けるシリーズ最恐の敵・雪代縁との究極の戦いを描いています。

『RENEGADES』の壮大な曲と『Broken Heart of Gold』の切ない語りかけるようなメロディーが映画を彩ります。

大友監督は主題歌についてのコメントで、

「映画のスピリットとか映画の奥底に秘めたものをワンオクの歌詞が探り当ててくれている、掘り当ててくれているという感触が1作目からあって、この作品はワンオクの音楽が終わるまでで完全にパッケージができるというか、最後まで聴いてもらってこの作品を通して伝えたかったものがお客さんに伝わるというような役割をしてくれています。

作品をもっと大きく普遍的にユニバーサルにしてくれている」

と語っています。

まさに、ONE OK ROCKあっての『るろうに剣心』と言っても過言ではありません。

 

るろうに剣心最終章the final主題歌RENEGADESの歌詞の意味は?


ここで、『RENEGADES』の歌詞の意味をご紹介します。

 

Got a fire in my soul                                    僕の魂に火がついた
I’ve lost my faith in this broken system          この壊れたシステムには失望だ

Got love for my home              故郷は愛している
But if we cry is there anyone listening
でも泣いたからって誰かが聞いてくれるっていうのか?

『Renegades』の意味は、反逆者。

この曲は、世の中を支配する勢力に対する若者の叫びを描いています。

We’re the forgotten generation        僕らは忘れられた世代
We want an open conversation        開かれた対話が要るんだよ
Follow me on this road             僕についてきてくれ
You know we gotta let go             さあ解き放とう

何を言っても聞いてもらえず、既成の社会に取り残されたような若者たち。

それは間違っているんじゃないのか。

私利私欲で政治を動かそうとする悪の勢力に挑む剣心たちの思いが重なります。

When we’re together you know we’re unstoppable now
でも僕ら一緒ならもう誰にも止められない

剣心と仲間たちが悪に立ち向かいます。

I’m not afraid                   僕は
To tear it down and build it up again         破壊も再生も恐れたりしない
It’s not our fate                   運命なんかじゃない
We could be the renegades        僕らは反逆者にだってなれるんだ
I’m here for you                僕は君のためにここにいる
Are you here for me too?         君も僕ためにいてくれるのかい?
Let’s start again                  もう一度始めよう
We could be the renegades         僕らは反逆者にだってなれるんだ

サビの部分です。

壮大な曲と、透き通り突き刺すようなTakaの声が胸に響きます。

巨大勢力に立ち向かう剣心の映像と相まって、感動がこみ上げますね。

Time to say it out loud                今こそ声を上げる時だ
We are young and we’re proud            誇り高き若者たち

曲がこんなにも映像を盛り上げるのかと、ため息の出るようなコラボレーションだと思いませんか。

 

まとめ

るろうに剣心第1作目からずっと主題歌を提供し続けているONE OK ROCKですが、剣心を演じ続けた主演の佐藤健に対してリスペクトを込めて楽曲を制作したとも語っています。

プライベートでも親交が深く、Takaのことを伴侶だとも言う佐藤。

「ONE OK ROCKが誰よりも先に映画を観て、『めっちゃよかったよ』とTakaが言ってくれる。Takaはだいたいアメリカにいるが、だからこそ日本人という意識が強いのではないか」

と語っています。

現在もアメリカにいるTakaはリモートの画面の向こうから、「こっちで侍魂掲げてやってます」と笑顔を浮かべました。

このONE OK ROCK、4月1日から、これまでの事務所アミューズから独立しました。

海外での活動に重きをおき、その動きを加速させていくためだそうです。

新会社の名前は株式会社10969(ワンオーナインシックスナイン)。

インターナショナルな活動を続けるONE OK ROCKから目が離せませんね。