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ネイサン・チェンの大学はどこ?学部や偏差値についても紹介!

ネイサン・チェンの大学はどこ?学部や偏差値についても紹介!
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2022年冬季五輪フィギュアスケートアメリカ代表ネイサン・チェンの大学、学部や偏差値について紹介します。

みなさん、ネイサン・チェンをご存じでしたか。

冬季北京五輪のフィギュアスケートで金メダルを受賞しましたね。

羽生結弦選手とどちらが世界一?と前評判が高かっただけに、素晴らしい身体能力と演技で観衆を納得させてくれましたね。

そんなネイサンチェン選手は、アメリカの名門イェール大学の学生だそうです。

ネイサン・チェンの大学学部、大学、学部や偏差値について紹介しますので、ご覧ください。

 

Contents

ネイサン・チェンの大学はどこ?

 

ネイサン・チェンはエール大学の学生です。

エール大学はコネチカット州にあり、植民地時代に創立されました。

アメリカ合衆国で大学として1701年、ハーバード大学、ウィリアム・アンド・メアリー大学に次いで3番目に認可を受けた名門大学です。

アメリカ東部の名門大学群アイビー・リーグ(8大学)に所属しています。

イェール大学の卒業生には多数の著名人がいます。

卒業生には、ビル・クリントンやジョージ・ブッシュ元大統領などの政治家、有名な俳優では、ポール・ニューマン、メリル・ストリープ、ジョディ―・フォスター、シガニ―・ウィーバーもいます。

エール大学は卒業が難しい大学なので、ネイサン・チェンは大学にフルタイムで通うため練習拠点をカリフォルニアから大学のあるコネチカット州に移しています。

 

ネイサン・チェンの大学の学部は?


ネイサン・チェンが専攻しているのは、統計学とデータ科学。

ネイサン・チェンのお父さんは医学部を卒業した医療研究者で、お母さんは医学分野の翻訳家、お姉さんも医学部に進学しています。

ネイサン・チェンが今現在医学の勉強をしているわけではありませんが、将来の医学の道も志せるように、医学部に進学するために必要な科目も履修しているということです。

現在は、休学中です。

コロナ感染防止のため、大学はオンライン授業であることが主な原因のようです。

せっかく入学できた名門大学、彼の考えにも同感できますね。

今年はすべてがオンライン授業なので、1年休学することに決めました。なぜなら僕は同じ経験ができないと感じたからです。僕が大学に行きたかったのはもちろん教育のためですが、同時に学生として、フルタイムの学生として経験できることをしたり、新しい人に会ったり、スケート界以外の人々と交流したかったんです。
でもすべてがオンラインとなるとそれはかなり制限されてしまいます。だから少し(学業から)離れて、スケートに集中することに決めました。多分オリンピックまでそうするでしょう。

 

ネイサン・チェンの大学の偏差値は?

アメリカの大学には、日本でいう「偏差値」という概念がありません。

偏差値の代わりに「世界大学ランキング」を挙げます。

「世界大学ランキング」(THE世界大学ランキング)は、イギリスの高等教育専門週刊誌のタイムズ・ハイヤー・エデュケーションによって、毎年発表されています。

評価の内訳、配分は、

1研究者による評価や学部学生数、博士授与数など教育30%

2 論文引用数32.5%

3  研究者のよる評価や研究収入、論文数などの研究30%

4  外国人教員や学生の比率などの国際5%

5  教員当たりの産学連携収入 2.5%

以上の評価基準によるエール大学のランキングは、2012年以降8~12位(2019年が8位)、日本での最難関と言われる東京大学が23~46位(2019年は42位)であることを考えると、いかにレベルが高いかが分かります。

 

ネイサン・チェンはいつスケートを始めたの?

 

ユタ州ソルトレイクシティ出身ということで、兄姉に次いで3歳でスケートを始めます。

それと並行して幼い頃からバレエやピアノ、体操など数多くの習い事を経験しています。

体操を10代半ばまで続けていたことは、空間認識能力、体幹を鍛え、安定した回転、ジャンプやスピンにつながっているといわれています。

 

ネイサン・チェンの家庭は裕福だった?

1988年、ネイサン・チェンのお父さんが中国から留学生としてアメリカに渡り、科学の博士号を取得します。

お母さんは医療系の通訳で中国北京出身。

ネイサン・チェンの上には姉と兄が2人ずつおり、彼は5人兄弟の末っ子として1999年5月5日に生まれました。

中国語では陳巍(チェン・ウェイ)と書きます。

高度な教育を子どもに受けさせ、教育費を捻出してきた両親のおかげでチェン選手の今があると言えましょう。

ネイサン・チェンの家庭は裕福だったのでしょうか?

実際のところは分かりませんが、世界中に住んでいる中国人は、ほぼ例外なく子どもの教育に非常に熱心です。

子どもにはできるだけ高い教育を受けさせたいと思っており、勉強だけでなく、バレエやピアノ、スポーツも習わせます。

それは、内に秘めた才能を引き出すためでもありますが、中国では、芸術やスポーツで秀でているということは、情操教育や人生を豊かにするという範疇を超えて、将来の糧と名声に直結するからとも言えるでしょう。

お金が有り余っていたというわけではないことが分かる、有名なエピソードがありますね。

ネイサン・チェンがスケートを始めた幼いころは、お姉さんのお下がりのスケート靴を使っていました。

成長して新しい靴が必要になりましたが、そのお金がありません。

お父さんは、マイケル・ワイス財団に援助してくれるように頼みました。

マイケル・ワイスはアメリカのスケート選手で、アマチュア時代からマイケル・ワイス財団を設立し、有望な若いスケート選手のために奨学金を出していました。

その時のネイサン・チェンは、まだ申請できる年齢ではありませんでしたが、特別に200ドル出してもらえ、スケート靴を買うことができました。

それからネイサン・チェンの成績に伴い、マイケル・ワイス財団は10年間で約75,000ドルもの援助を行ったそうです。

ネイサン・チェンは全米選手権後、こう語っています。

「マイケルがスケートを続けるお金を与えてくれた」

 

「いつかはマイケル・ワイスが自身にしてくれたように、自身も若いスケーターを助けたい」

 

まとめ

ネイサン・チェンの大学、学部や偏差値について紹介しました。

ネイサン・チェンは、世界の名門エール大学の学生で、統計学とデータ科学を学んでいます。

エール大学が、THE世界大学ランキングによると、かなりの難関校であることが分かります。

彼の将来の夢が医療関係の仕事に就くことかどうか分かりませんが、両親の影響からでしょう、医学に有利な科目を専攻しています。

幼いころからいろんなスポーツに親しんできましたが、それらのすべてが、今の彼の美しい動きと優れた身体能力の礎になっています。

彼のプロフィールから、両親をはじめ、家族の協力の賜物であることが分かります。

これからのネイサン・チェンに、期待したいですね。